お口の健康が、ビジネスを有利にする!

こんにちは、デンタルサポート歯科衛生士の橋長です。

今回は、お口とビジネスの関係について考えてみたいと思います。

欧米では「歯が綺麗かどうか」が採用や昇進の基準になると言われています。

一般的に仕事ができるビジネスパーソンほど口の健康には気を使っているものです。自分の健康管理が出来ている人は仕事に関しても自己管理が出来ているとみなされるのです。

口元で決まる第一印象

面接や会議、仕事で初対面の人と接するときの第一印象はとても大切です。口元は自分が思っている以上に人に見られています。

どんなに仕事が出来てスタイリッシュな人でも「口が汚い」「口臭がきつい」だけで印象が大きく変わります。

口臭は自分では気付きにくいうえに、他人に対して指摘しにくいものです。

ある企業が行ったアンケートで「上司の気になるところ」の問いに関してトップに来たのが「口臭・体臭」でした。多くの人が他人の臭いを気にしている事が分かります。そしてそれに気づいていても何も言ってくれないのです。

口臭の原因と対策

口臭の原因ですが「胃が悪いと口臭がする」と思っている方が多くいます。でも通常は食道がキッチリふさがっているので胃の臭いがするのはゲップの時ぐらいです。

ほとんどの場合、強い口臭の原因は「歯周病」なんです。

進行した歯周病の臭いは非常に強烈です。お口の中の汚れに付着した細菌から揮発性のガスが発生するので唾液の臭いではなく「腐敗臭」がモアーッと臭います。

それでは、どんな点に気を付けると誰も教えてくれない口臭の予防ができるのでしょうか。
3つのポイントにまとめてみました。

①朝起きたらすぐに歯みがきとうがい

1日のなかで最も口の中に細菌が多くいるのは起床時です。寝ている時は唾液の分泌が少なくなるために細菌が洗い流されずに口の中にネバネバした状態で溜まったままになります。このネバネバが口臭だけでなくむし歯や歯周病の原因になるのです。

②歯間ブラシやデンタルフロスの使用

残念なことに、どんなに歯を上手に磨いても歯ブラシのみで落とせるのは全体の汚れの60%と言われています。歯ブラシの毛先が入らない歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目に残ったよごれを落とすのに有効なのは歯間ブラシやデンタルフロスを使うことです。日本での使用率は2割未満とされているので、ほとんどの人は歯についた汚れがそのままになっているということになります。

③定期的なクリーニング

毎日のセルフクリーニングでは落としきれない汚れが少しずつたまっていきます。半年に1度は定期的に歯科医院に通い、検診とともにプロによるクリーニングをすることをおすすめします

いかがでしたか?
お口の健康を維持して、今日もお仕事のパフォーマンス、上げていきましょう!!