【今日の歯科ネタ!】~歯周病菌が腸内フローラを乱す~

こんにちは。
歯科衛生士の城 明妙(しろ あけみ)です。

保健事業のご担当者様、人事・労務のご担当者様に、歯科の健康情報を発信する際のお役立ち情報を、お届けいたします。

歯周病菌が腸内フローラを乱す

疾患の多くが腸内細菌叢(腸内フローラ)の乱れと関連することがわかっています。
歯周病と腸内細菌叢(腸内フローラ)は深い関係にあることも最近わかってきました。

腸内で病的な細菌の比率が高まると、さまざまな疾患の発症につながることがあります。動物実験において、歯周病菌の親分格であるジンジバリス菌を口腔から投与したところ、以下の結果が報告されております。

1、腸内フローラが乱れる
2、腸管バリア機能を司るタンパク質の発現が低下する3、血中の内毒素レベルが上昇する

体内に入り込んだ歯周病菌は、腸内細菌叢(腸内フローラ)を変化させ、腸内の病的な細菌の存在と共に飲み込まれた口腔細菌も腸管から再び全身循環に入る可能性が高いということです。
関節リウマチや非アルコール性脂肪疾患、動脈硬化症、癌なども、歯周病が危険因子となっていることが解明され、からだの入り口である口の中を清潔にし、健康に維持することが大切です。 

健康のためにバランスのとれた食事をする事、適度な運動をすることなどと並行して、定期的に歯科検診で
プロフェッショナルケアを受けましょう。