【今日の歯科ネタ!】~低位舌(ていいぜつ)の悪影響とは~
Vol.4 低位舌(ていいぜつ)の悪影響とは
こんにちは。
歯科衛生士の城 明妙(しろ あけみ)です。
保健事業のご担当者様、人事・労務のご担当者様に、歯科の健康情報を発信する際のお役立ち情報を、お届けいたします。
舌に歯型がつく、低位舌(ていいぜつ)とは
低位舌(ていいぜつ)とは、舌が正常な位置よりも低い位置にある状態のことをいいます。
低位舌(ていいぜつ)は、くいしばり、歯周病の悪化だけでなく歯が欠けたり、歯の根が折れてしまう原因にもなります。
例えば、以下のようなことに症状がみられます。
1、いびき
2、無呼吸症候群
3、誤嚥性肺炎
4、嚥下障害
5、滑舌が悪くなる
6、二重顎
改善する方法
1、舌の位置を変える
上あごあたりに舌の先をつける習慣をつけましょう。
2、普段の舌の位置を確認しましょう
舌の前歯の裏側に舌先がついていることが多い方は、舌の位置が下がっている傾向があります。
集中して事務作業をしている時にくいしばっていることが多いので注意!
3、舌を1日1回以上、つけ根から思いっきり「べぇー」と伸ばす。
舌のつけ根は、脂肪分が多いので、舌のつけ根を動かしていないと、どんどん動かなくなります。
二重顎になっている方は特に注意です。